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ギブソンJ-45オマージュ

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どうも言わないと理解してもらえないないらしい。

アコースティックギターは数少ないアメリカの伝統である。
そのほとんどがマーチンかギブソンのコピーから始まっている。
現在あるほとんどのギターの形状はどちらかの形状を起源としている。
この呪縛から逃れるのは容易ではない。
ただ形状を変えるだけでは意味がない。
よりよい音質、弾きやすさを伴っていなければならない。

知人がその知り合いに私のギターを見せたら即座にマーチンのコピーだね。と言ったらしい。
今更何を言ってるのかと思った。
でも残念だが、ここ数年はほとんどギブソンのコピーをしていたのだけどねぇ。

写真はサウンドメッセにも出展した、
ギブソンJ-45オマージュ。
若かかった頃、知人がギブソンを持っていた。
実に羨ましかった。
長じてアメリカに行ったときに有名な弾き手が所有していた
ビンテージのギブソンのJ-200を手に入れた。
だが、これが本来のギブソンが出すべき音なのだろうか、
との思いは消えなかった。
そこで、本来あるべき姿のギブソンを作ろうと思った。
トップは戦前にギブソンやマーチンが使っていた、
ニューヨーク州最北部、アディロンダック地方の
レッドスプルースの少し木目の粗めの物。
サイド、バックは、
ギブソンはマホガニーを赤く着色しているが、
着色しなくてもいずれ鮮やかな赤い色になる、
本物のキューバンマホガニー。
この二つを手に入れるのにどれほど苦労したことか、、、
試し弾きした人のほとんどが、その音質に驚く。
それは、偶然ではない。努力と執念の帰結である。
ある製作家が低音の響きに驚き、
低音が鳴る方が売りやすいからなぁ、と呟いていたが、
売らんかな、というような思いだけでは、
こんなギターは作れないと自負している。

ギブソンへのオマージュの一つの帰結かもしれない。
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