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水と油も気持ちは同じ。

oilstones-ozaki.gif

西洋の道具を出したついでに、砥石も出しておこう。
イギリスにおいてはもう随分前に、
日本で言うところの合せ砥にあたる
仕上げの砥石を使う事は少なくなった。
仕事の仕方や刃物の質の変化にもよるが、
伝統的に使ってきた砥石の枯渇によることも大きいと思う。

刃物を研ぐ事にたいしての職人の気持ちは、日本人も西洋人も
油砥を使っても、水研ぎ砥を使っても、変わらない。

写真上段右の緑色の石がイギリスで伝統的に仕上げに使われてきた合せ砥である。
もちろん、油砥。隣の二つはアメリカ産の石、イギリスで使われていた物。

写真手前は日本の水研ぎ砥。老舗の砥石屋が見本として残したあった物を
珍しいのでむりやり同定用にその砥石屋から奪ってきた尾崎山の石。
最近まったく石質の違う尾崎山の石がネットでも多く出回っている。

砥石の事をあまり書く気が起こらないのは、
今時、砥石の事を書いたところで意味がないと思うから。
もう大していい石は残ってないし、
残っていても砥石屋はめったな事では出さないだろう。

石を選ぶ前に人を選べ、と砥石組合の本にも書いてあったような。
人を選ぶのは物を買うときの基本だが、それが難しい。
素性の良い石とは扱う人間の素性の良さでもある。
京都、大阪、名古屋、東京のあらかたの砥石屋、鉱山主を回った。
良質の石も、良質の砥石屋も見極めるのは難しい。

最近、出所のはっきりしている良質の石を多く手放した。
普段はもったいないから適当な石で研いできた。
気づいたら使わないまま手放すはめになっている。
人生や道具を無駄にしている事に気づいた。

だが、近年、研ぎ澄ました刃物を使いたい
また、使わなければ、と思うような仕事もないせいでもある。

う??む、今日もまた中途半端で終る。


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